「作曲をやってみたいけど、情報がありすぎて何から始めればいいかわからない…」
「楽器弾けないけど、曲って作れるの?」
「作曲って結局才能がないと無理なんじゃないの?」
15年前、作曲を始めたての頃の私はそんな風に思っておりました。
ですが、ご安心ください。
今の時代、楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、曲は作れます。
一言で「作曲」といっても作曲家が100人いれば100通りの作り方があるんです。
そこで今回は、
「初心者の方は今の時代この方法を抑えておけば間違いない」
という1つのパターン抜粋してご紹介します。
実際の作曲過程も全公開します!
結構なボリュームになりますが、毎日5分で良いので少しずつ進めてみてください。
毎日作曲に触れることがとても大事です。
2日以上空いてしまうと経験上モチベーション下がります。笑
最初のうちは作曲って思ったより時間がかかるし、もしかしたらあまり楽しいと感じないかもしれません。
ですが、大丈夫です。
自分も初めて1曲完成させるまで2ヶ月以上かかりました。
しかも今聴いたら耳を塞ぎたくなるようなレベル・・
ただ、そんな自分でも今回の方法をコツコツ続けていって、試行錯誤しながらスキルアップしていき、今ではさまざまなアーティストさんに楽曲提供させていただけるまでになりました。
繰り返しになりますが、毎日5分でも良いので作曲に触れること。
その5分間は絶対にあなたの作曲レベルの向上につながっています。
自分の頭の中の音を形にできるようになると、とても楽しくなります!!
それではいってみましょう!
作曲とは?初心者が知っておくべき基礎知識
作曲とは「メロディー」「歌詞」「コード」
この3つの要素を組み合わせることを指します。
1. メロディー
曲を聴いて口ずさめる部分がメロディーです。
鼻歌で歌える「ドレミファソラシド」の音の並びと考えてください。
自分が最初に曲を作った時は風呂場で鼻歌を歌っていたらなんかいい感じのメロディーができて、それをボイスメモに録ったりしていました。
経験上、風呂場とかトイレ、布団に入っている時など、リラックスできる場所だと良いメロディーが浮かぶ可能性高いです。
できたら忘れないようにすぐにスマホのボイスメモなどに残しておくクセをつけると良いです。
2. 歌詞
メロディーに乗せる言葉のこと。
インストゥルメンタル(楽器だけの曲)を作るなら不要です。
3. コード進行(和音)
複数の音を同時に鳴らした響きのことで、曲の雰囲気を決める土台になります。
ピアノやギターの伴奏部分ですね。
最初は好きな曲のコード進行をどんどんコピーすると色々と気付きがあるので良いです。
カノン進行(王道中の王道)
この3つがあれば、最低限の曲は完成します。
「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、本当にこれだけです。
作曲と編曲(アレンジ)の違い
初心者がよく混同するのが「作曲」と「編曲」の違いです。
- 作曲:メロディーとコード進行を作ること
- 編曲(アレンジ):作った曲にドラムやベース、シンセサイザーなどの音を加えて完成形にすること
つまり、作曲は「曲の骨組み」を作る作業で、編曲は「曲に肉付けする」作業です。
初心者は「作曲」と「編曲」を同時にやろうとして挫折しがちです。
最初は作曲だけに集中して、メロディーとコードを作ることだけ考えましょう!
作曲だけ自分でやって、編曲はある程度AIに任せる、というのも今の時代かなり効率的に曲を完成させられるやり方です。(この方法に関してはまた別の記事にしたいと思います)
初心者でも作曲はできる?
結論から言うと、初心者でも作曲はある程度すぐにできます。
「音楽の才能がないと無理」と思っている人が多いですが、それは大きな誤解です。
作曲・編曲は才能ではなく「やり方を知っているかどうか」で決まります。
実際、私が運営するオンラインDTMレッスン『SOUNDORA』では、楽器が弾けない全くの初心者の方でも週1レッスンで3ヶ月程度で1曲完成させています。
料理のレシピと同じで、正しい手順を踏めば誰でも作れます。
ただし、YouTubeなど誰でも発信できる時代だからこそ、正直効率的とは言えない情報がたくさん出回っているのも事実。
どれから手をつけるのが正解なのかよくわからない、といったふうに迷ってしまう気持ちもとてもよくわかります。
この記事では全ての幹となる、作曲の基礎を身につけます。
AI作曲ってどうなの?
近年「SUNO」をはじめとする音楽生成AIのサービスが話題になっていますね。
実際に私も結構使い込みましたが、感想としては楽曲のクオリティでいったら結構高いと思います。
ただ、自由度は低いです。
ChatGPTなどと同じように、楽曲生成AIでもプロンプトと呼ばれる指示文を入れるのですが、この部分を結構工夫しないと破綻した内容のものが出力される事も多く、割と運ゲー要素多いです。笑
あとは個人的に一番の問題点として挙げられるのは「Bメロのこの部分だけを直したい」いったような事をやるのが現状だと結構めんどくさいです。
私は、基礎的な作曲は自分でやった上で編曲のスケッチ部分や仮歌をAIに任せるっていう使い方をよくしております。
これからの時代、プロデュース能力に対しての需要がどんどん上がっていく気がしました。
どんなにAIの進化が進もうが「使い手側の根本的な知識」はマストで必要だということです。
ということで、今回はゼロから自分の力で作曲できる最低限必要な知識を身につけていきましょう。
音楽制作に必要な機材は?無料でどこまで出来る?

「音楽制作を始めるには、色々高い機材が必要なんじゃないの?」
こう思っている人が多いですが、実はスマホの作曲アプリを使えば無料ですぐに始められます。
ただし、個人的には初手からパソコンでDAWソフト(作曲ソフト)を導入してはじめる事をオススメします。
なぜかというと、今後楽曲のクオリティを上げていく上で、スマホの作曲アプリだとどうしても制限がかかってくる部分が多いからです。
あとは画面も小さいのでその部分は結構ストレスになります。
「ある程度慣れた段階でパソコンに切り替えようと思ってるんです」という方も結構いるとは思いますが、個人的にはあまりお勧めしません。
確かにそれも一つの手だとは思いますが、実は作曲ソフトごとに使用感だったりショートカットキーが全然違うので、ソフトを切り替えるとまた1からほぼ全ての操作を覚えることになります。
特に「スマホ」と「パソコン」のように作曲するためのデバイス自体が変わるとなると、尚更です。
プロもほとんどがソフトは一種類に絞ってます。
パソコン版の作曲ソフトでも最近はほとんどのメーカーが無料体験版を用意しているので、試したい方はスマホアプリではなくパソコン版の作曲ソフトの無料体験版から初めてみる事をお勧めします。
パソコンでDTMを始めるのに必要なもの
①作曲ソフト(DAW)
②ヘッドフォン
③オーディオインターフェイス(生楽器録音には必須)
④MIDIキーボード(録音・打ち込みの効率化)
⑤モニタースピーカー(楽曲チェックの精度向上)
上記5点がパソコンで作曲をする上で必要なものになります。
おすすめのDAWソフト
「CUBASE」「Logic Pro」「Studio One」「Ableton Live」あたりが有名な作曲ソフトになります。
この中で個人的なイチオシは「Studio One」です。

実際に過去「Logic」と「Ableton Live」は使ってきましたが、Studio Oneは他のDAWと比べて全体的に動作が軽い印象がありました。
あまりスペックの高くないパソコンでも問題なく動作するので、そういった意味では初心者の方にもおすすめです。
あとは何より操作感が直感的で使いやすい。
個人的には編集系も一番しやすかったです。
ただ、この辺の操作感などは好みが分かれる部分ではあります。
正直上記4つのDAWソフトであればどれもそこまで機能の差はないのでお好きなもので良いです。
DAWソフトに関してはもう少し詳しく知りたい方は以下の記事で、解説しております。
おすすめのヘッドフォン
SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン

定番中の定番です。
どこのレコーディングスタジオに行ってもほぼ100%あります
良い意味でとてもフラットなサウンドなので、この業界のスタンダードの音を知っておくことはかなり大事だと思います。
1個持っておいて間違いないです。
AIAIAI ( アイアイアイ ) / TMA-2 Studio Wireless+ ワイヤレスヘッドホン

ワイヤレスのヘッドホンが欲しい方はAIAIAIを強くお勧めします。
実際自分も使っておりますが、ワイヤレスだからといって音質が悪いなんてことは全くありません。
むしろ同価格帯のヘッドホンよりも音質面でも全然上回っていると感じますし、何よりレイテンシー(遅延)がめちゃくちゃ少ないので、ボーカル撮りなどにも余裕で使えます。
これまでワイヤレスヘッドフォンでのボーカル録りなんて考えられなかったことなので、これはちょっと革命的な商品だと思いました。
自分はボーカル撮りのケーブルの取り回しが煩しかったので、1年ほど前にこのヘッドフォンを導入したのですが、レイテンシーの少なさ、取り回しの楽さ、音質の良さにかなり衝撃を受けたのを覚えております。
おすすめのオーディオインターフェイス
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / VOLT 1 USB Recording Studio オーディオインターフェイス

低価格帯だけど良いものは欲しい、という方はユニバーサルオーディオのインターフェイスはお勧めです。
ボーカル録音や楽器録音に必要な最低限の機能が揃ってます。
音質もハイエンドモデルに比べても全然戦える製品です。
大きさもコンパクトなのでスペースを取りません。
初心者からプロまで幅広くお勧めできるオーディオインターフェースです。
RME ( アールエムイー ) / Fireface UCX II

予算に余裕がある方はRMEのオーディオインターフェースをお勧めします。
実際自分もRMEのインターフェイスは10年以上使っていますが、まず全く不具合なく調子いいです。
何より驚くほどクリアな音質と超低レイテンシーで、低価格帯のものとの音質の違いに驚くと思います。
少し高いですが一生使える間違いなく「買い」の一台です。
入力も多いので将来的にバンドで一発録音したいときなんかも大活躍します!
おすすめのMIDIキーボード
NOVATION ( ノベーション ) / Launchkey Mini 37 MK4 USB-MIDIキーボード

NOVATION ( ノベーション ) / Launchkey 49 MK4 USB-MIDIキーボード

MIDIキーボードは最低でも37鍵盤以上、机のスペースに余裕があれば49鍵以上のものを購入することをお勧めします。
それ以下だと、コード系の打ち込みとかは結構厳しいです。
(出来なくはないですが結構作業効率落ちます)
自分も普段の制作ではNOVATIONのMIDIキーボード49鍵盤を愛用しています。
NOVATIONはドラムなどの打ち込みに便利なPADも付いていて、鍵盤のタッチ感も程よい感じでかなり弾きやすいと感じました。安いものだとこの辺の作りが雑なので結構差が出るんですよね・・
洗練されたデザインもとても気に入っております。
おすすめのモニタースピーカー
YAMAHA ( ヤマハ ) / HS5 定番スタジオモニター ペア

こちらは業界標準のモニタースピーカーです。
ヤマハは高、中、低域どれも素直に鳴ります。
良くも悪くも原音に忠実、と言った感じなので初めてモニタースピーカーを導入する方にお勧めです。
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iLoud Micro Monitor コンパクト・リファレンス・モニター

もう少しコンパクトなものが良い方は、iK MULTIMEDIAのこのモニタースピーカーがおすすめです。
音質、省スペース性、価格のバランスでこれより優れたスピーカーは現状存在しないと思ってます。
DTM初心者が「良い音」で曲作りを始めるための、最高の入門機でありながら、プロでも愛用している人はかなり多いです。
ここまででハードル高いな・・と思ったら
とはいっても本格的なソフトや機材を買うのは少しハードル高いな・・という方は、まずはスマホの無料アプリで作曲の感覚をつかむのも一つの手です。
ただ、感覚掴めて楽しい!と思ったら早めにPCのDAWに切り替えたほうが結果的には幸せになれます。
というのを前提で、筆者がスマホアプリを実際に色々触って、おすすめできる作曲アプリを2つ厳選してご紹介します。
GarageBand
まず一つ目はGarageBandです。
このアプリはiPhoneやiPadに最初から入っているApple純正の音楽制作アプリです。
無料とは思えないほど高機能で、タッチ操作だけで直感的に作曲できます。
いずれ使うことになるPCでの作曲ソフトの使用感、概念と近いので、切り替えもある程度スムーズにいく、という点オススメです。
ただしこちらはiOS専用のアプリ(iPhoneユーザー)になります。
使い方に関しては、こちらの動画がとても分かりやすいです↓
Medly
Androidユーザーの場合は、Medlyという作曲アプリも結構直感的で使いやすかったです。
チュートリアルも出てきて結構ユーザーに優しい印象でした。
作曲の具体的なやり方【7ステップ】
それでは実際に作曲のやり方について具体的な手順を7つのステップに分けて解説します。
今回は「Studio One Pro7」というDAWソフトを使って実際に作曲をする工程を全て公開します!
順番通りに進めれば、初心者でも必ず1曲完成するので信じてついてきてください!
ステップ1:曲のテーマを決める
まずはこの曲で何を表現したいのか、テーマをざっくり決めましょう。
正直このステップは省略しても良いですが、初心者の頃はテーマを決めておいた方が迷いずらいのでオススメです。
テーマの決め方
テーマ決めの際は、以下の2つの質問に答える形で考えると出やすいです。
- この曲で伝えたいメッセージは何か?
- 聴く人にどんな気持ちになってほしいか?
なんとなくでいいです。
思いつく限りワードを出しましょう。
【テーマの例】
- 「恋愛ソング」
- 「切ない気持ち」
- 「未来への不安」
このくらいざっくりシンプルなものでOK。
今回は上記3つをテーマとして作ってみます。
ステップ2:歌詞を仮組みする
テーマができたら、歌詞を仮組みします。
この段階では完璧を目指さなくてOKです。
メロディーを作りながら後で調整するので、とりあえず大まかな流れを作ります。
ということで、作成したテーマを意識しつつ、実際にワンコーラス書いてみました。
【Aメロ】
hey girl
君はいま、どんなことを考えてるの?
正解を探すように 今日まで歩いてきたのかな?
【Bメロ】
きっとこの先の未来も
なんとなく予想ができてしまって
退屈な毎日が続く気がしてたんだ
【サビ】
だけど君の声が触れた瞬間
景色に色が戻って
平凡な日々でさえ
君となら大切にできる
そんな気がする
君の名前を呼ぶたびに
胸の奥が震えだす
曖昧な未来だとしても
君となら歩いていける
そう思えるんだ
作詞のポイントは、
「伝えたい感情を一つに絞り、具体的な情景と言葉のリズムで表現すること」
「抽象と具体をバランスよく混ぜて“自分だけの言葉”に置き換えること」
この2点を意識しながら作ると良いです。
あとは「Aメロ」「Bメロ」「サビ」くらいのセクションをつけたりしておくと後々楽ですね。
文字数とかも一旦気にしなくてOK。
メロディーを作る段階で歌詞の調整はほぼ必要になるので、スケッチ程度で。
考えすぎず、なんとなく出来たと思ったらすぐにステップ3にいきましょう!
ステップ3:コード進行を決める
ここからは音楽的な要素に入ります。
「コードって難しそう…」と思うかもしれませんが、最初は好きなアーティストのコード進行を真似すればOKです。
「”アーティスト名” ”曲名” コード」って感じで検索してみてください。大抵の曲はヒットします。
オリジナリティは後から考えれば大丈夫です。
というか、コード進行のオリジナルって、もはやほぼ存在しないと思います。
正直、出切ってます。
どんどん真似ていくと、自分でも自然と作れるようになるので、最初はどんどん真似ていきましょう。
コード進行に著作権はないのでどんどんパクってOK!なんならパクらない手はないです。
ということで、今回はSMAPのライオンハートのコード進行を拝借します。ド名曲。

この曲に関してはサビ前で少し変化はあるものの、コード進行は基本的に定番の進行をループしてます。
今回は、このコード進行のみで1曲完成させようと思います。
ステップ4:DAWソフトに録音する
コード進行が決まったら、実際の音をDAWソフトに録音していきます。
録音方法にはオーディオ録音とMIDI打ち込みの2種類があります。
それぞれ簡単に解説しますね。
オーディオ録音
オーディオ録音は実際の楽器などの音そのものを録音したものです。

画像のような波形の事をオーディオデータといいます。
歌声やギターの生演奏、スマホでのボイスメモでの録音などです。
MIDI録音
MIDIというのは「音の高さ」「長さ」「強さ」などの演奏情報のことです。

あくまでも演奏情報なので、MIDIだけでは音はなりません。
音はDAWの内臓音源を使って鳴らします。
今回はMIDIを使ってコードを打ち込んでみました。
音源はStudio Oneに付属の「Presence」という音源を使用しています。
MIDIの良い点は、後から楽器自体を差し替えられたり、キーを音色の劣化なく変えられることです。
オーディオデータでも楽曲のキーを変えることはできるのですが、変えすぎると音がどんどん劣化していきます。
その点MIDIデータはいくらキーを変えても音は全く劣化しません。
カラオケってキー簡単に変えられるじゃないですか?あれも実は全部MIDIを鳴らしてるんです。
リリースされている音源をカラオケカバーの職人さんが耳コピしてMIDIを使ってカラオケ用に作り直してる感じです。
少し説明が長くなりましたが、まとめると
オーディオは「完成した音」
MIDIは「楽譜」
といったイメージで覚えておいてもらえればOK。
今後作曲をしていく上でMIDIというのは切っても切り離せないので、どういったものなのかをここで頭に入れておきましょう。
3種類のMIDI打ち込み方法
MIDIの打ち込みのやり方としては、
① コードトラックを使って自動で生成する
② MIDIキーボードでリアルタイムに弾いて録音する
③ ピアノロールに手作業で置いていく
この3種類があります。
それぞれ説明していきますね。
①コードトラックを使う
最近のDAWは、ほとんど「コードトラック」というものがついております。
そこにコードネームを入力するだけでMIDIデータに変換→DAWのソフト音源を差し込むことでコードが鳴ってくれます。
詳しいやり方はお使いのDAWによって違うのですが、主要なDAW3種類のみ、以下わかりやすく解説していただいているものを厳選してご紹介させていただきます。
・CUBASE コードトラック使い方
・Logic コードトラック使い方
・Studio One コードトラック使い方
② MIDIキーボードでリアルタイムに弾いて録音する
ピアノが弾ける人は、MIDIキーボードを購入して実際に弾くのが一番手取り早いです。
MIDIキーボードとは、MIDI情報を入力するためだけに存在するキーボードで、これだけでは音はなりません。
普通のキーボードとの違いは「音を音源が入っているか入っていないか」って感じの認識で大丈夫です。
ちなみに普通のキーボードでも端子があればMIDI入力は可能なものもあります。
キーボード本体の背面や側面に「USB」または「MIDI OUT」と書かれた端子があればMIDI入力可能です。
キーボードのリアルタイム録音でのメリットとしては自然な演奏のニュアンスが出る、即興でアレンジしやすいということ。
デメリットは楽器(ピアノ)の演奏スキルが必要ということです。
ただし簡単なコード弾き程度であれば1週間もあればある程度弾けるようになると思うので、覚えてしまうと作曲効率だいぶ変わってきます。
さらにコードがピアノである程度弾ければ、ドラムもベースもギターもシンセサイザーもすべてにおいて応用できる知識が身につくので、編曲をするときにも活きてきます。
③ 手作業でマウスで打ち込んでいく
キーボードを買うお金がない人だったりピアノを練習したくない人はマウスでポチポチ打ち込むことも可能。
DAWのピアノロール画面で、マウスを使って1音ずつクリックして打ち込む方法です。
これが最も基本的で、初心者が確実に作曲スキルを身につけられる方法です。
詳しくは以下の動画がわかりやすく解説してくれてます。
まずは完璧を目指さずで全然OK。
どの方法を選ぶべき?
楽器が弾ける人は実際に弾く
早く曲を作りたい人はコードネーム入力
初心者はマウスで打ち込む
って感じがいいと思います。
もし自分がもしゼロから作曲を始めるとするなら、簡単なコードくらいは弾けておいた方が今後のメリットが計り知れない事を知っているので、最初1週間くらいで好きな曲のピアノのコード進行をひたすらコピーすると思います
ただ、マウスで打ち込みから入るのも全然ありかなと。
最初は時間がかかりますが、DAWの操作やコードの構造が自然に理解できるようになります。
あなたのレベルや環境に合わせて、最適な方法を選んでください。
ステップ5:メロディーを作る
コードが打ち込めたら、いよいよメロディー作りです。
メロディー作りの際は、作ったコード進行をひたすらループさせて、鼻歌を歌うとやりやすいです。
どこから作ってもよいですが、今回はサビから。
メロディーを作る手順
- 打ち込んだコード進行を再生する
- コードを聴きながら、サビの歌詞を鼻歌で歌ってみる
- 何度も歌って、しっくりくるメロディーを探す
- スマホのボイスレコーダーで録音する
- DAWのピアノロールにメロディーを打ち込む
最初は恥ずかしがらずに、何度も声に出して歌ってみましょう。
頭の中で考えるより、実際に歌った方が圧倒的にメロディーが浮かびやすいです。
ってことで、サビはこんな感じのメロディーを作ってみました。
コード進行が同じでも、全く別の曲に生まれ変わりました。
そして気付いた方もいらっしゃると思いますが実は鼻歌を歌ってる段階で、自分が思いついたメロディーだと高いなと思ったので、キーを少し下げてます。
MIDIは打ち込んだ後でも、こういった細かい調整が色々と簡単にできるのでとても便利です。
サビができたら、Aメロ、Bメロも同じ容量で作っていきましょう!!
A.Bはこんな感じで作ってみました。
いきなり良いメロディーが浮かばなくても、大丈夫です。
根気強く毎日5分だけでも考える時間を作ると、徐々に浮かんでくるようになります。
メロディがどうしてもできない、、って人は以下の動画がメロディー作りについて初心者にも分かりやすく解説されているのでみてみてください。
ステップ6:歌詞を調整する。
メロディーが完成したら、最後に歌詞を微調整します。
ステップ2で仮組みした歌詞を、実際のメロディーに合わせて修正していく作業です。
まずは今回実際に歌詞を調整したものをご覧ください。
【Aメロ】
〜〜修正前〜〜
hey girl
君はいま、どんなことを考えてるの?
正解を探すように 今日まで歩いてきたのかな?
〜〜修正後〜〜
hey girl
君は今どんな事を思っている?
正解求めて今日まで生きてきたのかい?
【Bメロ】
〜〜修正前〜〜
きっとこの先の未来も
なんとなく予想ができてしまって
退屈な毎日が続く気がしてたんだ
〜〜修正後〜〜
多分これから先のこと
予測できてしまうほど
退屈な日々が続く気がしたの でも
【サビ】
〜〜修正前〜〜
だけど君の声が触れた瞬間
景色に色が戻って
平凡な日々でさえ
君となら大切にできる
そんな気がする
君の名前を呼ぶたびに
胸の奥が震えだす
曖昧な未来だとしても
君となら歩いていける
そう思えるんだ
〜〜修正後〜〜
君の声が触れた時
景色に色がついて
ありふれた日々でさえ
君となら過ごせるはず
君の名前呼ぶたび
胸の奥が高鳴る
曖昧な未来でも
君となら進めるはずさ
こんな感じでメロディーに合わせて、意味が通るように文字数を調整していきます。
歌詞調整のポイントは、
①メロディーを聴きながら、仮歌詞を声に出して歌う。
②文字数があってない場所をメモ
③メモした部分を調整
④修正後、歌詞で歌い直して、スムーズに歌えるか確認
この①から④の作業を歌詞とメロディーがぴったり合うまで繰り返します。
歌詞調整で迷ったら
「どうしても歌詞が合わない」と感じたら、メロディーを変える選択肢もありです。
作曲は「メロディーが先」とは限りません。
ステップ7:ボーカルを録音する
さて、それではいよいよボーカルを録音してみましょう!
ボーカルを録るときはオーディオトラックを使います。
録音方法に関してはDAWによってそれぞれ少しオーディオトラックの立ち上げ方法が違うので、以下の動画参考にしてみてください!
Studio One ボーカル録音方法
Cubase ボーカル録音方法
Logic Pro ボーカル録音方法
Ableton Live ボーカル録音方法
Garage Band ボーカル録音方法
ということで、録音した音源がこちら。
ここまでが「作曲」の流れ。
コードとメロディを作れさえしてしまえば、あなたはもう立派な作曲家です!
初心者が作曲する時の4つのコツ
ここまで基本的な作曲手順を解説しましたが、挫折しないためのコツを3つ紹介します。
①完璧を目指さない
初心者が挫折する最大の原因は「完璧な曲を作ろうとすること」です。
最初の1曲は「完成させること」だけを目標にしましょう。
クオリティは気にしないでOK。
そして1曲できたと思ったらすぐに次の曲に移りましょう。
どんどん新しいコードやメロディーを作っていくことが上達の近道であり最大のコツです。
そして10曲できたら振り返ってみましょう。
1曲目と10曲目の曲で全然クオリティが違うことに気づくと思います。
②制限時間を決める
「良い曲を作ろう」と思うと、いつまでも完成しません。
「今日は10分だけ」「この週末で1曲完成させる」と制限時間を決めると、集中力が高まります。
プロの作曲家も、締め切りがあるから完成させられるんです。笑
③好きな曲のコード進行を真似する事を躊躇しない
「真似は良くない」と思うかもしれませんが、コード進行には著作権がありません。
そしてコード進行が同じでも、メロディーが違えば全く別の曲になります。
まずは躊躇せずに好きな曲のコード進行をそのまま使いましょう。
実際、プロも定番のコード進行を使い回している人は多いです。
④アイデアが浮かんだらすぐに録音するクセをつける
メロディーは突然浮かびますが、5分後には忘れます。
スマホのボイスレコーダーを常に使えるようにしておき、鼻歌でメロディーを録音する習慣をつけましょう。
「お風呂」「寝る前」「トイレ」など、リラックスしている時にアイデアは浮かびやすいです!
逆に意外と、パソコンの前で意気込んでメロディー作るぞ!となってるときはあまり良いものが作れなかったりします。笑
編曲後の完成系
バンドでやりたかったり本格的な楽曲へ仕上がる場合、「編曲」という工程に入ります。
一例として、今回の楽曲をPops風に編曲したものを聴いてみてください。
いきなり豪華になりましたね!
編曲はコードとメロディーに対して、ドラムやベース、ギターなどの楽器を打ち込む作業の事を指します。
本格的な編曲まで行いたければDTMレッスンを受けるのが最短ルート
今回は作曲の基本的なやり方を解説してきましたが、本格的に編曲までできるようになるためには、文字情報やYouTubeの独学だけでは限界があるのも事実です。
理由としては、
- 何が正解かわからず、同じところで何時間も悩む
- ネットや本で調べても情報が多すぎて混乱する
- モチベーションが続かず、途中で諦めてしまう
- 具体的なアレンジ、フレーズが浮かばない
- つまずいたときに聞ける人がいない
という問題はどうしても発生してしまいます。
こんな悩みを抱えている方は、プロから直接学ぶのが最短ルートです。
本当に、初心者とプロの差って、才能とかではなくほんの少しの「正解の知識」の差だったりするんですよ。
知ってるか知らないかだけ。本当にそれだけです。
独学で2.3年かけてもできなかったことが、レッスンを受けたら一瞬で解決するケースも全然珍しくありません。
オンラインのマンツーマンDTMレッスンならSOUDNORA(サウンドラ)
最後に少し宣伝をさせてください。
弊社が運営する「SOUNDORA」は、完全オンラインのマンツーマンDTMレッスンです。
北海道から沖縄まで、全国どこからでも受講できるスクールです。
近くに音楽教室がない地方在住の方でも、
自宅にいながらプロの指導を受けられる環境を用意しています。
SOUNDORAでは、
「内容」「価格帯」「サポート体制」
この3つについては、業界でもトップクラスの自信があります。
ただ、文章だけでは分からない部分も多いと思います。
そのため現在、25分間の無料体験レッスンを実施しています。
無理な勧誘は一切ありません。
「自分に合うかどうか」を確認するための体験として、
比較検討の材料として使っていただいて構いません。
全くの初心者の方でも問題ありませんので、
「独学で迷っている」「何から始めればいいか分からない」
そんな方は、ぜひ一度お気軽に体験してみてください。
あなたの本来の音楽の才能、引き出してみませんか?



